災害の復興にも役立てられる航空レーザー計測

航空機からレーザー光線を地上に照射、地表面で反射したレーザー光線が戻るまでの時間を使い地形の状態を調べることができるのが航空レーザー計測です。一見、地図を作るための技術などのイメージをお持ちの人も多いかと思われますが、航空レーザー計測では人が立ち入ることができない場所、広範囲の地形情報が必要なときに役立つ技術であり、主に地形図制作で活用されているのが特徴です。地震や大雨により大きな被害を受けている地域も多くありますが、道路が寸断してしまうと物資の輸送が困難になる救助にも支障をきたすことは少なくありません。この段階では航空レーザー計測技術を使うことはありませんが、寸断されている道路の復興の際には役立てることができます。

計測データーはレーザーの反射ポイントを点で捉えているもので、これだけでは単なる点の集まりで使い物になりません。しかし、この点情報を解析して3次元データに変換することで地表面の起伏がどのようになっているのか把握できるようになるわけです。最近は、山林の状況確認などで航空レーザー計測が使われることが多く、短時間で現在の山林がどのようになっているのか把握ができるため、適切な整備および管理が可能になって来ます。大雨が降ると森林の状況も悪化する、そのまま放置していると土砂災害が起きることもあるなど、事前の確認と整備が欠かせません。

航空レーザー計測はヘリコプターやセスナ機などの航空機を使う測量技術ですから、短時間で広い範囲のデータ収集を可能にします。

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